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スタッフ犬はな の日常と、お仕事関連のよもやま話
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2013.01.31/ 00:00(Thu)
今回は当院設備のご紹介も兼ねて、
寝たきりor立ち上がりが難しくなったワンちゃんのためのマットのご紹介。
(猫ちゃん用でもいいと思います。)

ワンちゃん・猫ちゃんを入院させた経験のあるかたはご存知かもしれませんが、
病院の入院舎って、ほとんどアルミ?のケージに
タオルand/orトイレシートを敷いただけですよね。

私はあれにずっと違和感を感じていました。
痛いでしょ?
夏ならまだしも、冬は寒いでしょ?
おまけに、足腰の弱ったお年寄りの子だと、
踏ん張った時に滑って立てなかったり、転んだりして危ないんです。

でも、病院では感染防止を考えないといけないので、
じゃあ、クッションを敷けばいいという簡単な問題ではないのです。

中には、お風呂のマットなどを敷いている病院さんもあるのですが、
それもちゃんと消毒できているのか不安でした。

そんな中出会ったのが、ペットケアマット ブレスエアー☚クリックするとHPに飛びます。

人の介護用マットとしても使われているマットで、
人の腰痛などにもいいんだそうです。

私がこのマットを使おうと思った一番の理由は、
簡単に水洗いできて、塩素につけても大丈夫な点で、
一番のネックだった清潔を保つという点がクリアできました。

当院では↓のようにして使っています。
入院舎

こうしておけば、おしっこをしてもタオルを通してすぐにしたのペットシーツに落ち、
気づくのが少し遅れても、体がおしっこでびしょびしょということも防げます。

このマットを使ってよかったなと思うことは、
お年寄り犬が入院しても、
床が滑って立ち上がれずにもがいている姿を見ることがなくなったことです。
立ち上がりの時の踏ん張りやすさという点で、
ほかのマットよりも優れているようです。

小型犬だと広めのケージに半分マットを敷いて、半分はペットシーツを敷いて
入院してもらっていても、
ほとんどの子がマットの上で寝ているので、
やっぱり快適なんだろうなと思います。

このマット、褥瘡(床ずれ)の予防・治療にもいいようです。
褥瘡ケアでは、低反発のマットがいいと言われていますが、
低反発のマットを使っていても褥瘡が出来てしまったかたに
このマットをお勧めして使っていただいたら、
褥瘡が治ったということもありました。

寝たきりのワンちゃん・猫ちゃんをケアしていらっしゃる方におすすめのマットです。

ちなみに、スタッフ犬はなの二階でのベットにも使っているのですが、
11kgのはなのベッドにSサイズで丸くなってねるには充分で、
頭を伸ばしてのびのびねるにはちょっとだけ狭いくらいの広さです。
入院舎のケージのマットは小さいケージ(小型犬・猫用)はMサイズを半分に切ってもらって使っています。
大きいケージ(中から大型犬用)にはMサイズを使っています。


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2013.01.28/ 00:00(Mon)
最近、はなさんがストーブの良さに気づいてしまったようです。

少し前までは、ストーブを怖がっていたのですが、
最近はふと気づくとストーブの前にいます。
ストーブぬくぬく

最初はこのくらい離れたところにいるのですが、
徐々に徐々にストーブに近づいて行って、
気づいたら、首輪の金具がアッツアツになっています。

危ないので、はなさん除けを設置しました。
はなさんよけ設置

このはなさん除け…そう、去年寒くなってきた頃、
冬支度の一環としてはなさんに買ってあげた冬用マット。
その時の記事☚クリックすると開きます。

あれから、ボスは諦めずあの手この手で
はなさんにこのマットを使用してもらおうと努力を重ねましたが、
結局使ってもらえず、
洗ってボランティア団体さんにでも寄付しようかと思い始めていたところでした。

現在はこのように、はなさん除けとして絶大な威力を発揮しています。ボスのいぢわる

嬉しいような切ないような複雑な気持ちのボスなのでした。

それにしても、「犬は寒さに強い」って、誰が言ったんでしょうね?
充分寒がっとるやん!


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2013.01.25/ 00:00(Fri)
さて、ワンちゃんのお耳掃除の方法は猫さんにはお勧めできません。
猫さんでこの方法を使うと、
瞳孔が小さくなってしまったり、瞬膜が出たままになってしまったり、
首をかしげっぱなしになってしまったりという
神経症状が出てしまうことがあるのです。

ただ、猫さんの場合は
お耳の中に出来物が出来てしまったような特別な場合を除けば、
お耳掃除が必要になることはほとんどありません。

猫さんで、耳の汚れがひどいという場合、
ほとんどが耳ダニ症です。
お外に行く猫さんや、お外にいた猫さんによく見られます。
カサカサした黒い耳垢が特徴的ですが、
耳垢が多すぎて耳栓みたいになっている場合を除けば、
(過去に二回くらい見ました)
耳ダニを駆除すれば自然に耳垢もなくなるので、
耳掃除は必要ありません。

耳ダニは、二回~三回の駆除剤の点耳か、
レボリューションというお薬を背中に垂らすことで、
比較的簡単に退治できます。

耳ダニは伝染るので、たくさん猫さんがいる場合は
一人に見つかったら全員一緒に治療です。

ねこさんで、うちの子耳の汚れひどいんじゃない?
と思ったら、まずは病院へ急ぎましょう。



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2013.01.24/ 00:00(Thu)
みなさん、ワンちゃんネコちゃんのお耳掃除はしてますか?

いや、普通はやらなくてもいいんですけどね。

基本的に、ワンちゃんも猫ちゃんも正常であれば、
お耳の汚れは自然に外に出ていくような機能が備わっていて、
何もしなくても特に問題になることはありません。

でも、時々お耳を見る癖は付けておいていただきたいと思います。

お耳が赤かったり、汚れがひどかったり、匂いがきつかったりしたら
外耳炎のサインです。
(あと、頭をプルプルよく振るのも外耳炎のサインです。)

特にお耳のたれたワンちゃんや
パグちゃんやシーズーちゃんなど短頭種のワンちゃんは
外耳炎になりやすいです。

外耳炎は多くの場合、正常な皮膚にもいる常在菌が増えて起こるので、
一度なると繰り返しやすいです。

そこで、繰り返しを予防するのに有効なのが、お耳掃除です。
お耳掃除というと、綿棒で…という方が多いのですが、
お耳掃除に綿棒は使ってはいけません!
少なくともおうちでやる時には使わないほうがいいと思います。

お耳の皮膚はとてもデリケートで、
こすってしまうと、それだけで傷が付き、
逆にトラブルのもとになると言われています。

お耳を掃除する場合には、
病院やペット用品のお店で売っているお耳用の洗浄液を使います。

やり方は簡単(ワンちゃんが抵抗しなければ)。
お耳の中にダバダバーっと洗浄液を入れ、
お耳をマッサージするだけです。

洗浄液の量は適当。
あふれるくらい入れてしまって構いません。

マッサージは場所が大切です。
犬の耳
お耳の付け根の下、上の図の矢印あたりの
押してみると軟骨がペコペコするところをよく揉んでください。

ワンちゃんのお耳の穴はL字型になっています。
なので、綿棒ではL字のたての部分はお掃除できても、
横の部分はお掃除できません。

上の図のペコペコしている部分をよく揉むことで、
横になっている部分の洗浄液を振動させて、
汚れを浮かして落とすことができます。

浮かした汚れは洗浄液とともにティッシュなどで吸い取るか、
ワンちゃんに頭をブルブルしてもらって外に出します。
(お風呂場など汚してもいい場所で、
汚してもいい服を着てすることをおすすめします。)

ティッシュなどで吸い取る時にも、極力耳の皮膚をこすらないように気をつけてください。

しつこい外耳炎も、飼い主さんが頑張ってお耳洗浄をすることで、
かなり良好に維持できることもあります。

ただ、外耳炎がひどくて鼓膜に異常があるときに洗浄液を入れると、
思いがけないトラブルが起こることもあります。
かゆみ、におい、耳垂れなどの症状があるときは、
まずは動物病院を受診して、
病院の指示に従ってお掃除するようにしてください。

ちなみに、この方法は猫さんには使えません。
って話を書こうと思ったのですが、結構長くなってしまいました。
でも、来週に持ち越す程の分量もないので、明日こっそり追加しようと思います。



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2013.01.21/ 00:00(Mon)
先週の月曜日、朝外を見てびっくり(°д°)!
大雪積もってるよ!

安曇野はあまり雪は降らないとは言え、
寒冷地帯なので、
このくらいの雪で日常生活に支障が出ることはないのですが、
やっぱり大変なものは大変。

はなさんのお散歩も大変になります。

無駄とは思いつつも、はなさんにお伺いを立ててみました。

はなさん、外大雪積もってますよ。
歩くの大変ですよ。
(ボスお散歩に行きたくないですよ)

心が通じない…
ああ、やっぱり(;_;)
心と心が通じ合いませんでした(;_;)

ボスの心とは裏腹に、はなさんは大雪で大はしゃぎです。
はしゃぐはなさん

雪かきされていない道は、
いつもの倍以上体力を使います。
全然はなさんについていけません。

はなさんについていけない

今では雪は固まって、少し歩きやすくなりましたが、
滑りやすくもなりました。

はなさんに「ゆっくりゆっくり歩いてね」と
何度もお願いしながらお散歩してます。

英気を養う
いや、むしろ少し体力削っててください。 
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2013.01.17/ 00:00(Thu)
前回の続きです。

さて、覚えておいてもらいたいもう一つのこと。
「アレルギーは臭わない」
「うちの子、アレルギーで…」というワンちゃん、
結構臭いがきついワンちゃんが多いような気がします。

体臭がキツくなるのは多くの場合、
細菌や真菌の感染によるものです。

特に、マラセチアと言われる真菌感染症は
アレルギーと診断を受けた子に多く見られるように思います。

マラセチアという真菌は、正常な皮膚にも少数なら存在しているものですが、
様々な原因で皮膚のバリアが弱くなってしまうと、
異常に増えてしまい、強烈なかゆみと独特な臭いの原因になります。
診断は、セロハンテープを皮膚にくっつけ、それを染色して顕微鏡で確認します。
症状が出ている場所や範囲によって、
塗り薬、シャンプー、飲み薬などで治療します。

アレルギーと診断された子にこのマラセチア感染症が多いのは
発疹のでる細菌性皮膚炎とは違って、
赤みとかゆみ以外の症状がほとんどないこと、
発症する部位がアレルギーでかゆみの出る部位と似ていることから、
アレルギーと間違えられやすいのか、
それともアレルギーのかゆみを抑えるために使ったお薬の副作用で、
二次感染を起こして出てきているのか、
どちらなのかはよくわかりませんが、
ものすごく痒い疾患なので、
これを治療してあげると、かなり楽になるはずです。


皮膚の疾患は、同じような症状で原因が違う病気がたくさんあるので、
おまけに複数の原因が一緒に起きていることもあるので、
診断が難しく、診断や治療効果がでるまでに時間がかかることも多いのです。
飼い主さんにとっても、精神的・経済的な負担になる場合もあるでしょう。
そのため、転院率も高いと言われています。

実際、転院なさってきた飼い主さんのお話を聞くと、
丁寧に診察してもらっているのになあと思うケースもあったり、
逆にワンちゃんの体には悪いのに
検査もせずに安易にかゆみ止めを使い続けているのに
「かゆみが止まっている」ということで、
飼い主さんの満足度が高かったりということが見られます。

皮膚トラブルに関しては、獣医師だけでなく飼い主さんも
安易な方向に流されず、丁寧に治療していく心構えが必要だということを
ご理解いただけると嬉しいです。


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2013.01.14/ 00:00(Mon)
はなさんの勤務先は動物病院なので、
毎朝床全体に掃除機をかけて、塩素で拭いています。

はなさんは朝の散歩が終わってから
夕方のおやつトレーニングの時間までは
お昼寝の時間だと思っていますが、
そのお昼寝の時間帯にこの朝の掃除の時間はかぶっています。

だからといってはなさんのベッドの下が
掃除を免除されるわけもなく、
はなさんはベッドから追い出されます。
掃除機に抵抗するはな2
↑最後まで抵抗するはなはさん

一刻も早くお昼寝に戻りたいはなさんは
ベッドのそばから離れず
ベッドに戻りたいはな

被害者ヅラをして掃除が終わるのを待っています。
ベッドを待つはな

そして、掃除が終わったら速攻でベッドに入り昼寝を再開します。
速攻寝始めるはな
でもさあ、はなさん。
あなたもスタッフなんだから一緒に掃除するべきなんじゃない?



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2013.01.10/ 00:00(Thu)
ワクチンをうちにきた患者さんや
普段行っている病院がお休みで当院に診察に来てくださた方の中で
皮膚に異常があることを指摘すると、
「この子、アレルギーって言われたんです」と回答されることが結構多いです。
また、皮膚病で来院した飼い主さんに、
「アレルギーではないですか?」と尋ねられることがあります。

アレルギーは「痒い皮膚病」で「治らない」ということは
多くの方が知っていると思います。

でも、よく知られているが故に残念なことに
「治らない痒い皮膚疾患」に対して安易に診断されてしまっている
という現状もありそうです。

ここで、アレルギーについて二つだけ
飼い主さんたちに知っておいて頂きたいことがあります。

一つは、アレルギーは診察を受けに行って
その日に診断できるというものではないということ。
もう一つは、アレルギーは単独では臭わないということ。

アレルギーというのは、とても「証拠」を見つけにくい病気です。
食物アレルギーであれば、除去食試験と言って、
アレルギーを起こす可能性が低い食事を一ヶ月以上続けて、
かゆみが落ち着けば、食物アレルギーだろうとの診断ができますが、
これも診断するのにかなり時間がかかります。
また、食事以外の環境因子に対するアレルギーに至っては、
ほかの原因がすべて否定された時に
「消去法的に」診断される病気です。

寄生虫がいないか、細菌や真菌の感染はないか検査をし、
検査で見つからなくても試験的に治療をしてみて、
精神的な原因も除外して、
それでも治らないならアレルギーが疑わしいということになります。

血液でのアレルギー検査もありますが、
それで陽性になったからといって、
それはアレルギーを起こす可能性があるというだけで、
今のかゆみの原因がアレルギーだという証拠にはなりません。

なので、「アレルギーですね」という診断を受けるまでには、
何度も病院に通う必要があります。

もちろん、発症年齢や症状の出ている部位から
「怪しいな」と思うことはありますし、
そういう場合は長期戦になることを覚悟してもらわないといけないので、
「アレルギーの可能性があります」ということはお伝えしますが、
「アレルギーだから治りません」と断定することはありません。

えー、長くなりそうなので、次回に続きます。



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2013.01.07/ 00:00(Mon)
やっぱり、安曇野の冬は寒いです。
どのくらい寒いかというと、
朝、寝室にある富士子の飲み水が完全に凍結しているくらい((((;゚Д゚))))

そんな中、朝晩お散歩に行くのは正直辛いです。
はなさんのボスはあまり手袋をしないので、
手がちぎれそうに痛いです(手袋すればいいだけの話ですが…)。

でも、はなさんは楽しそう。

雪の中のお散歩
確かに最近、お散歩中に楽しそうに駆け出す頻度増えたよね。

千葉のお母さんたちからは、
「はなは寒がりだから…」と聞いていたのですが…。
雪も霜もへっちゃらでウキウキと歩いています。

そんなはなさんにボスからお願い。

はなさん、ボスお散歩寒くて嫌なんですけど、
時々お休みしませんか?

背中痒い

何か言いました?
い、いえ…なんでもないです…(T ^ T)。

はなさんなんて雇うんじゃなかった(ボスの心の叫び)

そんなわけで、はなさんは今日も楽しく
ボスは今日もかじかんだ手をこすりながら 
そしてちょっと泣きながら
お散歩しております。

雪の中のお散歩2



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2013.01.03/ 00:00(Thu)
皆様、明けましておめでとうございます。
皆様にとって、今年が素晴らしい一年となるよう心よりお祈り申し上げます。


注)今日の記事にはバカ飼い主の戯言が多分に散りばめられておりますが、
何卒気にせず読んで頂ければ幸いです。

さて、今日の記事は昨日の新年のご挨拶と一緒に書こうと思っていたのですが、
なんだか長くなりそうな予感がしたので、分けました。

天地開闢以来、この世に誕生したすべての生物の中で、
一番かわいい我が家の富士子さんは、実は下半身麻痺です。

「完璧なものには魔が宿る」というので、
日光東照宮のなんとかいう柱の模様をひとつわざと逆にしてあるように、
完璧に可愛い富士子に魔が宿らないようにとの
神様のお計らいなのだと思います。

富士子は、2007年の7月ころ、
路上を後ろ足を引きずって歩いているところを保護され、
当時私が働いていた動物病院に連れてこられました。
多分生後1ヶ月半位だったのではないかと思います。
おそらく事故だと思いますが、脊椎が骨折していました。

保護主さんは、後ろ足が不自由な富士子を飼うつもりだったのですが、
その後、富士子が排尿も自分でできないということがわかったこと、
ご家族に強く猫を飼うことを反対されてしまったことから、
安楽死をご希望されました。

その日は、三連休初日の土曜日で、
火葬場が開く火曜日まで待って安楽死することになり、
病院で引き取りました。
ところが、富士子の担当獣医師(私ではない)は
火曜日になっても富士子を安楽死せず、
そのまま富士子は病院のケージで飼われることになりました。

その後、私がその病院を出ることになったとき、
小さな富士子が1m四方もない小さなケージの中で
一生過ごすことになるのはあまりにも可愛そうだと思い、
富士子を私の家族として引き取りました。

富士子の話をすると、よく言われるのが、
「大変ね」と、「かわいそう」です。

確かに、下半身麻痺の子をお世話することは誰にでもできることではありません。

おうちを汚さないというだけなら一日2回くらい排尿させればいいですが、
膀胱炎を防いで健康を維持するということを考えれば
最低一日3回は排尿させる必要があります。
なので、長時間の外出はできません。
そこまでしても、膀胱炎や尿石症などのおしっこ系のトラブルは常についてまわります。

一言で麻痺といっても、神経障害の場所や程度によって、
尿道の筋肉が弛緩して、絶えずおしっこが漏れているということもありますし、
逆に緊張し過ぎて圧迫してもおしっこがでない・出しづらいということもあります。

でも、長時間外出しないで済む環境の方(専業主婦の方や自宅でお仕事をされている方)
にとっては、下半身麻痺の猫ちゃんは
猫ちゃんのコンディションによっては飼いやすいこともあると思います。

富士子は一日4回圧迫排尿をしていますが、
所要時間はおしっこだけなら富士子を捕獲してからトイレに連れて行き、
終了するまで1分もかかりません。
ウンチも一緒に出す時には3~4分ほど。
健康な猫さんのトイレの掃除よりも簡単なのではないかと思います。

以前の勤め先で、下半身麻痺の猫さんを2頭
引き取って飼っていらっしゃる人とお話したのですが、
その方も、下半身麻痺の猫さんはお世話が楽だと言っていました。

高いところに飛び乗れないから、
触って欲しくないものは高いところにおいておけば安心だし、
猫用トイレの砂でおうちが汚れることもないし、
ちゃんと定期的に排尿させておけばトイレの失敗もない。
電車や車での移動の時におしっこのことを心配しなくてもいい。

下半身麻痺の子ならもう一頭飼ってもいいかなとおっしゃってました。

脊椎損傷による麻痺は猫ちゃんでもよく見かけます。
特にお外に行く猫ちゃんで多いですが、
おうちの中でも活発な猫ちゃんではありえます。

そういう時、安楽死を選択する方や、すすめる獣医は少なくないようです。
もちろん、飼い主さんの事情などでお世話が不可能な場合もあるでしょうし、
そういう選択をせざるを得ないこともあります。

でも、チャレンジしてみると案外大変じゃないかもしれません。

「でも、麻痺のまま生きていくなんてかわいそう」
と思う方もいるかもしれませんが、
最初の痛みさえ乗り切れば、
本猫たちは案外不自由ながらも生活を楽しんでいるようです。

おうちの子が麻痺になってしまっても、
可能であれば生きるチャンスを与えて欲しいなと思います。
そして、さらにできれば、
世の中の里親募集ボランティアさんのところにいる麻痺っ子たちにも
目を向けていただければと思います。

あ~、やっぱり長くなってしまった/(-_-)\


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2013.01.02/ 10:55(Wed)
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